Wordで文書を作成する際、強調したり見やすくしたりできるよう、文字を装飾する機能が用意されています。
太字や斜体、アンダーラインはよく使われますが、意外と使われていない機能をご紹介します。
①ルビ
難しい漢字の読み方や、人名などにふりがなを振りたいときに利用できる機能です。
文字の上に小さくひらがなが表示されます。
ルビを振りたい文字を選択し、ルビのボタンをクリックすると、ルビダイアログが表示され設定することができます。
②囲み線
文字を四角く囲うことができます。
一文字で囲み省略した文字を表したり、複数選択して強調することもできます。
③取り消し線
削除せず、もとの文章を残しておきながら訂正しておく場合に便利です。
選択をして取り消し線ボタンをクリックすることで設定することができます。
④下付き⑤上付き
文字を小さくして下または上に寄せることができます。
化学式や数式をWordで入力する際に便利な機能です。
⑥蛍光ペン
単語や文章に色を付けることができます。
文字を選択してから蛍光ペンボタンを押すことで設定できます。そのほかに、文房具の蛍光ペンのように使用することもできます。蛍光ペンボタンを押すとマウスポインタに蛍光ペンのアイコンが付き、ドラッグした範囲に色を付けることができます。
また、ページ数の多い資料にマーキングをした場合、検索の条件に「書式:蛍光ペン」を設定することで簡単に目的の単語を検索することができます。
段落グループにある塗りつぶしの設定でも文字の背景に色を付けることができますが、こちらは色の種類が多くあるので、文書のイメージに合わせたデザインをするときに使用できるのではないでしょうか。