横浜市鶴見区のパソコン教室キュリオステーション
文書を作成する際、もっとカラフルにできたら人目を引くのではないか、可愛らしいイラストや目的に合わせた写真を入れられたら雰囲気が出るのではないかと思うことは多々あると思います。
そういった時に利用できるのが「ワードアート」「クリップアート」「画像の挿入」です。
「ワードアート」とは、簡単にデザイン文字を作成できるツールです。挿入タブのテキストグループにあるワードアートというボタンをクリックし、デザインを選びます。
Word2007の場合は「ここに文字を入力」と書いてあるダイアログが表示されるので、そのまま文字を入力します(「ここに文字を入力」という文字をBackspaceやDeleteで消してから入力してもOK)。入力スペースの上にあるフォントの選択で文字の形を選び、サイズ・太字・斜体を設定してOKを押せば文字が完成します。(Word2013の場合は「ここに文字を入力」というテキストボックスができるので、そのまま文字を入力します(「ここに文字を入力」という文字をBackspaceやDeleteで消してから入力してもOK)。文字のサイズやフォント、太字などはホームタブで設定できます。)
「クリップアート」とは、インターネットに用意してある画像を簡単に挿入できるツールです。挿入タブの図グループにある「クリップアート」というボタンを押すと、画面右側にクリップアートのウィンドウが開き、検索のテキストボックスにキーワードを入力し検索することでイメージに近いイラストが表示されます。複数表示があった場合は一番イメージに近いものを選択し、画像をクリックするとWordに挿入することができます。
「画像の挿入」はパソコンのハードディスクに保存されている画像(デジカメの写真など)をWordに読み込むことができます。挿入タブの図グループにある「図」というボタンを押すと、ファイル選択ダイアログボックスが表示されるので、保存先を指定して画像を選択し挿入ボタンを押すことでWordに 挿入することができます。
ワードアート、クリップアート、挿入した画像は「文字列の折り返し」という設定をしないと移動ができない場合があります。Word2007では初期設定が「行内」になり、文字と同じ扱いになるためです。
文字列の折り返しの設定は、文字と画像の位置関係を設定します。「行内」は一行の中に配置され文字と同じ扱いになります。「外周」は文字が画像に沿って上下左右に逃げます。「四角」は外周と同じように文字が逃げますが、画像を四角く囲った形になります。「前面」は文字の上「背面」は文字の下に重なるように配置されます。
サイズの変更は画像を選択したときに周囲に表示される○や□のハンドルをドラッグすることで上下左右の大きさを変更できます。角にあるハンドルをドラッグすると縦横比を崩さずに拡大縮小をすることができます。
グラフィックは慣れるまで難しいかもしれませんが、使いこなせるとワンランク上の文書を作成できます。